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保育園の先生が「老舗保育教材メーカー」と開発した軽くて安くて丈夫なコット

コットのメリットとは?

コットには、多くのメリットがあります。
最大のメリットはなんといっても衛生面ホコリがたちにくく、床に直接ベッド面がふれないためアレルギーの原因となるダニの繁殖も防げます。
ベッド面はメッシュになっており、汗やおねしょ、嘔吐で汚れても水洗い、消毒が手軽にできるため、衛生的な状態が保ちやすく、感染症の予防につながります。
フレームがあり、ベッド同士にすきまができることでアタマジラミの伝染も防げます。

快適な睡眠という面でも、横になると身体を包み込むようにくぼむつくりは安心感と心地よさが感じられますし、自分のスペースも確保できます。床とベッドの間に空気の層ができるので、夏は涼しく、冬は暖かい環境がつくれます。

コットのデメリットとは?

ところが、おふとんに比べて劣化が早く、少しずつフレームが曲がり、4〜5年もするとハンモックが地面に付くような状態になります。(※使用状況によっても変動します)
また、メッシュ構造のハンモック部分がほつれたことによる買い替えも発生します。

コットの弱点「強度」をカバーしたコット「かるつよ130」

そこで、保育教材メーカーのアーテックは、保育園の先生と一緒に考えて新しいコット「かるつよ」の開発に乗り出しました。

まず、フレームの強度をあげ、使用できる期間を延長すること。
ただし、強度をあげたからといって重いのはNG。長持ちする強度がありつつ、軽さも同時に実現すること。
さらには、買い替えの負担を軽減するため、従来のコットよりも安価にすることも大切。
保育現場で日々コットを利用している先生方からは「コーナーパーツの使いやすさ」という観点も出てきました。

この条件に合うように試行錯誤を重ねて完成した製品が「かるつよ」です。
特にコーナーパーツは3Dプリンターで多くの試作を繰り返し、最適な形状を探したそうです。
 


かるつよでは業界で初めてフレームにステンレスを採用。錆びにくく強度の高いフレームで、コット全体を水洗いすることも可能です。
ステンレスを採用したことで軽量化にも成功。業界最軽量の2.4kg。
従来のコットは3kgほど。数字上はあまり大きな違いがないようにも思えますが、実際にコドモンストアの商品担当は商品を手に取りましたが、片手で持ってもラクに運べました。
1台の重量差は1kg未満ですが、複数台を毎日運ぶことを考えると、設置と撤去作業の負担はかなり軽減されるのではないでしょうか。

さらに、かるつよのスタック部(コーナー部分)の外側がオープン構造になっているため、ゴミの掃除がしやすくなっており衛生的です。

本記事が、次回のコットの買い替え時のご参考になれば幸いです。
コットのように丸洗い・消毒ができるおふとんのご紹介はこちら

※おふとんとコットの複数枚購入を検討している施設におかれましては、ぜひお見積りをご依頼ください。そのままご購入いただくよりもお安くご提供できる可能性がございます。なお、お見積りは複数商品まとめてご依頼いただけます。

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