保育室での「動きのある遊び」の選択肢を増やそう
天候により外遊びがしづらい時期になると、保育施設から「室内で体を動かして遊べる遊具」についてご相談をいただくことがあります。
そこで、今回は室内での遊び方の工夫とおすすめ遊具について、こども施設へのインタビューを交えながらお届けします。
連日の室内遊びでは「メリハリ」が大事!
室内遊びといえば絵本の読み聞かせやおえかきなどが定番です。しかし、お外遊びができず、毎日ずっと読み聞かせやおえかきだと飽きてしまう子どもも。
そのような場合、子どもを飽きさせない工夫として、「静」と「動」の動きを上手く組み合わせメリハリをつけると、集中して遊び込むことができるようになります。
「静」と「動」の遊びとは?
「静」の遊び |
「動」の遊び |
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「静」の遊びは室内でできる落ち着いた遊びのことを指しています。
「静」の遊びだけだとエネルギーを持てあましてしまい、「動」の動きだけを続けると身体が疲れてしまい体調を崩す原因にも。外遊びができるときは、午前中はおさんぽ、午後は室内遊びと自然とメリハリがつきますが、外に出られない期間は、両方の遊びをうまく組み合わせるといいでしょう。
お話をうかがった施設では、その日の子供たちの体調や様子を見ながら「動」と「静」の時間配分を決めているそうです。
限られたスペースで「動」の遊び
室内の限られたスペースでは、各々の場所、広さに応じた工夫が必要になってくる「動」の遊び。
ほかの施設では、限られたスペースでどのように「動」の遊びを取り入れているのでしょうか。複数の施設で取り入れているとうかがった例には、下記の取り組みがありました。
●「動」の遊び例
- 新聞紙あそび(ちぎる、はちまきや衣服を作って見立て遊び等)
- フルーツバスケット
- 椅子取りゲーム
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トンネル遊び
子どもたちが大きく体を動かせる室内遊びの事例
●国分寺エンジェル保育園(認可保育園・定員90名)
- ・マット、ふとんを重ねて作ったお山で登り降り
- ・トンネル遊び
- ・トランポリン
トランポリンは必ず先生1人は補助についており、前や後ろに壁があった場合は壁にもマットを引くなどし安全対策を取られているそうです。いずれも小スペースでできる全身遊びです。
●キッズランドペガサス(企業主導型保育園・定員19名)
- ・ボールプール
- ・室内遊具を取り入れたサーキット
コドモンストアでおすすめの室内用「動」遊具
コドモンストアでは限られたスペースで「動」の遊びができる室内遊具を取り揃えています。
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●今回ご紹介した商品
商品 |
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必要な広さの目安 |
1m×3.5m |
2m×2m目安 |
1.5m×1.5m |
2.9m×1.8m |
商品説明 |
メッシュ素材のため中が蒸れにくく、外から子どもの様子もしっかり見えます |
川の中にある石を飛び移っていく遊びをイメージ。滑り止めのゴム加工つき |
ボールプールに!使わない時は折りたたみ可能 |
2段階の高さ調整が可能。室内でも置きやすいサイズです |
まとめ
取材したこども施設の方は、「動」の工夫した遊びを取り入れ、全身を動かすことで「静」の遊びだけだと物足りなさそうにしていた子どもたちも笑顔になり、満足そうな様子が見えたとのおっしゃっていました。
また、工夫した遊びに子どもが興味を持って楽しんでくれる様子も伺えたとのこと。
外遊びできない日が増えるこれからの季節、ご紹介した遊び方や遊具をぜひ取り入れてみてください!