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【iPadレンタル施設に取材】端末の台数が増えて変わったことは?

保育・教育の現場では、記録や連絡、写真管理などの業務が山積みです。ICTコドモン導入によって以前とくらべて運用がスムーズになったものの、端末不足が原因で導入効果を十分に得られていない施設も少なくありません。

本コラムでは、コドモンを導入している施設のうち、端末レンタルサービスを活用している2園に取材しました。端末の台数を増やすことで、業務や費用の負担がどれだけ減るのか、具体的な変化をうかがいました。


T保育園の例|認可保育園(80名定員)

「写真がその場でアップできるようになって、記録が後回しにならなくなりました!」(主任の先生)

この事例の要約

導入理由:コドモン利用開始と同時に「クラスに1台の端末」を目指してレンタルを申し込み

端末数:iPad合計7台(各クラス1台×6クラス+登降園用1台)

メリット:端末追加で写真の即時アップロード、健康記録の入力が簡単に

今後の目標:午睡チェック用にさらに1台追加し、帳票類のペーパーレス化を進めたい

端末配布状況

レンタル台数:4台(レンタル開始前:3台 → 開始後:7台 )

レンタル開始のきっかけ

「コドモン利用開始時に3台購入しましたが、運用開始後に端末不足を感じ、レンタルで4台を追加。『クラスに1台』を目標とする体制に移行しました」

レンタル前の環境

「レンタル前は施設のパソコンを共有で使用しており、クラスで使うには持ち運びが難しい状況でした。子どもたちの写真はデジタルカメラで撮影。あとからパソコンに取り込む手順が必要で負担がかかっていました」

レンタルしてよかったこと

「iPadを追加したことで、それまでパソコンで行っていた健康記録の入力がiPadでできるようになり、作業が楽になりました。さらに、iPadで撮影した写真がその場でコドモンに取り込めるようになり、記録と共有の流れがぐっとスムーズに。職員の作業時間が短縮され、記録の精度も向上しています」

現在の台数で不便と感じること

「今は午睡チェックを紙で記録しています。コドモンに切り替えたいと思っていますが、連絡帳記入と時間が重なるため難しく、端末数を増やそうか検討しております」

今後の取り組み・目標

「最終的には午睡記録や個人記録などの帳票類をペーパーレス化することを目標にしています」


宮之阪 サクラ保育園の例|認可保育園(120名定員)

「購入だと数年で買い替えが必要ですが、レンタルなら気軽に入れ替えられます」(園長先生)

この事例の要約

導入理由:長年使ったiPadの修理を機にレンタルを開始

端末数:先生1人に1台+登降園管理用2台+給食室用2台

メリット:購入に比べて初期費用を抑えられた

今後の目標:会議のペーパーレス化、オンライン研修(コドモンカレッジ)の活用強化

端末配布状況

レンタル台数:5台(レンタル開始前:25台 → 開始後:25台 ※買い替え)

先生1人につき1台を配布。iPad以外の端末も併用して業務用途ごとに振り分けています」

レンタル開始のきっかけ

「長年使用してきたiPadが修理が必要な状態となったため、その代替手段としてレンタルを選びました。短期間で台数を確保できる点も、大きな決め手となりました」

レンタルしてよかったこと

「購入に比べて導入費用を抑えられた点が大きなメリットです。レンタルなら導入のハードルが下がり、必要な端末を迅速にそろえて運用を開始できます」

現在の台数で不便と感じること

「保育ドキュメンテーションの作成、連絡帳、保育記録など日常業務のほぼすべてをコドモンで行っており、台数も十分にあるので不満はありません。

以前、端末台数が今よりも少なかったときは、クラス用と行事用(例:運動会)で1台を兼用するなど調整が必要でしたが、レンタルを使い先生1人に1台お渡しできたことで業務の運用が安定しました」

今後の取り組み・目標

「まずは会議のペーパーレス化を進め、資料配布や情報共有の手間を減らしていきたいです。あわせて、オンライン上の動画研修(コドモンカレッジ)の活用を強化し、職員がそれぞれの都合に合わせて学べる環境を整えたいと考えています。

全員に端末を配布することで、コドモンカレッジのリアルタイム配信と録画配信の両方に対応することができるようになりました。参加できなかった回の見逃しを防げるので、学びの継続性を担保できると考えています」

こども施設のICT運用にiPadが適している理由

ふたつの施設のお話はいかがだったでしょうか。

T保育園の例にもあったように、iPadは必要なタイミングで画像や動画を撮影でき、そのまま共有できる点が現場で重宝されています。また、持ち運びがしやすく園庭や園外での使用にも適しています。 iPadのOSが新しいバージョンになっても、操作方法が比較的変わりづらいことも、導入しやすさにつながっています。

費用負担が少ないレンタルを利用してコドモンをフル活用

一度に多くの端末を購入すると初期費用が大きくなりますが、レンタルなら必要な台数を低コストで揃えられます故障・破損時の交換対応(※)もあるため、安心して運用できます。

レンタルで台数を揃え、運用しながら自園に合った台数を見極めるのがおすすめです。

まずは「クラスに1台」を目標に始めることで、保育現場の負担を軽減し、保護者とのコミュニケーションをより円滑化していきましょう。

※自然劣化や過失による故障・破損での交換は有償です。詳細はレンタルお申し込みページの「端末の修理・交換について」をご覧ください。

「台数診断」や「レンタルプランの詳細」をご希望の場合は、お気軽にご相談ください。園の規模(定員・クラス数・職員数)や用途にあった最適な台数とおすすめプランをご提案します。

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