水遊び 年齢別の遊び方とおもちゃ選び
コドモンストアの神保です。
日差しや暑さも厳しくなり、夏本番ですね!
この季節ならではの「水遊び」は、年齢ごとに遊び方も異なり、このクラスの活動では何をどのくらい用意したらよいの…?とのご相談や迷われる声もいただきます。
そこで今回は、年齢別に子どもたちの発達段階に応じた水遊び方法とオススメおもちゃをまとめましたのでご紹介します。
1. クラスごとの水遊びの活動内容とねらい
「まずは水に慣れる時期」です。月齢に応じてできることもさまざまなため、多くの施設でタライや小型のプール等で一人ずつ入れるなど個別のケアを行っています。
特に1歳未満では視覚も発達段階のため、水遊びでは触感や音を楽しみます。おもちゃを使う場合は、口に入れてかじったり、投げたりしても危険がないように形状や素材に配慮が必要です。
【水遊びでの0歳児の様子や目指すゴール】
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水に慣れ、保育者と一緒に水遊びを楽しむ。
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水の感触や冷たさを味わい、楽しむ。
【オススメおもちゃ】
それぞれ違った凸凹がついており、手でも口でも違った触感が楽しめます。小さな手でも握りやすいハンドル設計や、口に入れても大丈夫なやわらかい素材を使用と、0歳児クラスの遊び方にピッタリのおもちゃです。
少し水に慣れた子もいて、水遊びのバリエーションも広がり「水自体に興味を示す時期」です。特に水が流れたり、水滴が落ちたりする様子には興味津々。色んな道具を使って実験するように水と向き合いながら遊ぶことが多くなります。
まだ一人遊びが多い時期ですので、子ども同士のトラブル防止のためにもおもちゃは十分な数を用意しておくなど、環境整備に配慮するとよいでしょう。
水の中でも目に入りやすいカラフルなおもちゃや道具は、水辺や水の上からでも見つけやすくて安心です。
【水遊びでの1~2歳児の様子や目指すゴール】
- 水の心地良さを感じ、様々な形で水遊びを楽しむ。
- 道具を用いて、砂や水で満足いくまで遊ぶ。
【オススメおもちゃ】
水の力で動く、回すと中のビーズの音が鳴る等、原因と結果の関係性を学べる知育効果のあるおもちゃです。カップ部分がシリコン素材で柔らかく、おもちゃを口に入れたり投げたりすることも起こる1~2歳クラスでも安心してお使いいただけます。
- ぷかぷか水でっぽう 8個入り
複数個入っており、おもちゃが沢山必要な1~2歳クラスにピッタリです。
シャワーカップは重ねても1つずつでも楽しめ、水でっぽうキャラクターごとに水の出る位置が異なるので、遊びの幅も広がります。それぞれ小さな手にフィットする手ごろな大きさもオススメポイントです
スイミングに通っていたり、海やプールでの体験があったり、水に慣れている子も出てきて、水遊びやプール遊びも活発になります。
また、少しずつ社会性が育まれる時期のため、水遊びでもこれまで以上に子どもたち同士で遊ぶことが増えていく時期です。事前に水遊びにおける危険性を伝え、子どもたちが理解しやすいように絵などを使ってルールを説明することも得策です。
遊びの中では、決まりやルールがわかりやすくゲーム性があるものも楽しめることから、3歳未満児クラスとは違ったおもちゃの用意もオススメです。
【水遊びでの3歳児以上の様子や目指すゴール】
- 水の気持ちよさを味わい、友達とともにプール遊びを楽しむ。
- 危険性や決まりを理解し、安全に配慮しながら水遊びやプール遊びを楽しむ。
【オススメおもちゃ】
定番の水でっぽうは軽い力で扱えるタイプがオススメ。万が一身体に当たった際にも柔らかいスポンジタイプは安心です。
プールや水辺で使える輪投げ、ボールを使っての宝探しなども盛り上がります。水辺の安全確保のため、水の中でも視認しやすいカラフルなものを使いましょう。
輪投げは水に浮かばせて遊ぶ、ダイブボールは水に沈ませて遊ぶので、それぞれ「何故沈む?浮かぶ?」の気づきも得られるおもちゃです。
2. 水遊びおもちゃの適切なケア方法
特に水遊びおもちゃは屋外で使うため、長持ちさせるにはケアが重要です!
【水遊びおもちゃのケア】
- ●おもちゃの退色・色落ちを防ぐために
- 塩素が含まれる場合は真水で洗い、水はふき取るまたは乾燥させる
- ●カビ対策に
- 風通しの良い場所に保管する
【保管は風通しの良い日陰で】
プラスチックやゴム類(熱可塑性エラストマー)を使用したものは紫外線に長時間当てると劣化が早まるので、風通しの良い日陰で保管するのがオススメです。
楽しい夏の水遊び、今回は子どもたちが楽しめるおもちゃをご紹介しました!
安全な水遊び環境づくり や この時期気になる 子どもの熱中症対策もコラムでご紹介しておりますので、ぜひご覧ください!