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写真販売の売上を子どもに還元することで、保護者と保育士の喜びにつながる好循環に

■この事例の要約

・保護者に園のようすを伝えたいと思ってはじめた写真共有によって、保護者が喜び、保育士のモチベーションにもつながっている
・写真販売の売上で得たコドモンポイントでおもちゃや絵本と交換でき、子どもたちに還元することができた

「写真共有・販売」で得たコドモンポイントを子どもたちにさらに還元しているあんず保育所さま。
「写真共有・販売」を活用しはじめた経緯を園長先生と主任の先生にお話しを伺いました。

コロナ禍になり保護者に園内のようすを伝えたいと思ったことが決め手に 

コロナ禍で園内に保護者の立ち入りを禁止し、送迎時もなるべく接触を減らしていた時期に、子どもの姿を届けるために「写真共有・販売」をはじめました。写真は、保護者にもすごく喜んでもらっています!
写真を販売した売上をコドモンポイントに変え、コドモンストアでポイントを利用しておもちゃや絵本を購入できる仕組みがあるので利用しています。保護者の方に、写真の売上で子どもたちの絵本を買ってますと共有したら、「子どもたちに還元してくれてるんですね!じゃあ、もっと買います!」とおっしゃってくださって。自分の子どもの写真を買ったお金が、まわりまわってまた子どもたちに返ってくる。それを保護者の方はすごく喜んでくださっています。

これまで、新しいおもちゃの購入はなかなかできず、保護者からの寄付やおさがりが多かったので、子どもも保育者もとても喜んでいます。

自分の子どもの写真を買うことで、まわりまわってまた子どもに返ってくる

ー保護者からお金がかかるのはちょっと…という声などのマイナスな意見はありませんでしたか?

マイナスな意見はまったくありませんでした。先ほどもお伝えしたように、「写真共有・販売」で販売した写真の売上は、絵本やおもちゃとして子どもたちに還元しているので、自分たちの子どもにまた使ってくれるならと喜んで買ってくれています。高いというお声はいただいたことがないですよ。

ー自分の子どもの写真を買ったお金で、子どもたちの保育用品を買ってくれるのは、保護者さんにとってはとてもうれしいでしょうね。

保護者さんだけでなく、保育者や子どもたちにとってもうれしいことです。
はじめた当初は写真も売れるかも分からなかったし、普段の様子を撮ってもらえればいいかなくらいでしたが、思っていた以上に保護者が喜んでたくさん買ってくれて、さらに子どもたちに還元できることが分かって。
それからは、保護者が喜んでくれる写真をたくさん提供してあげたいと、保育士も変わっていきました。

写真販売の売上でまかなえた新しい絵本やおもちゃは子どもたちにとってうれしいものです。保育者は、子どもが喜ぶこと、子どものためになることがうれしい。写真がたくさん購入された分を子どもたちの保育に活かせるから、もっとがんばろうと思うんですね。
それでさらによい写真が撮れれば、保護者はまた写真を喜んで買ってくださる……好循環になっています。
各年齢のクラス担任に自分たちのほしい絵本やおもちゃを選んでもらっていて、こういうのが欲しいですと言ってくれるので、その中から選んで買っています。「写真共有・販売」によって子どもに還元できることが職員のモチベーションにもつながっていて、おもちゃや絵本も、ものすごく活用してくれています。

ー「写真共有・販売」で写真を共有することで、普段の子どもたちの姿が見れるので、また違ったよさがありそうですね。「写真共有・販売」で子どもたちの園のようすを伝えるだけではなく、保護者も保育士への喜びにもつながっていて、とてもうれしいです。本日はありがとうございました!

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