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普段から取り入れたい!感染症対策

こんにちは、コドモンストア担当です。最近では特に子どもに多く見られる感染症の流行パターンや流行時期が変わることが多く、保育や教育の現場では1年を通じて感染症対策に気を付けている、という声をお聞きします。

子どもたちだけではなく、日々子どもたちに関わる先生方自身を守るためにもおすすめなのが医療・介護分野でも実施されている「標準予防策」です。今回はこちらの標準予防策の具体例と準備しておきたい用品をご紹介します。


標準予防策とは

標準予防策

感染症の有無に関わらずすべての人に対し、汗を除くすべての血液・体液、分泌物、排泄物、創傷のある皮膚・粘膜は伝播しうる感染性微生物を含んでいる可能性があるという原則に基づいて※対応する方法です。

日々子どもたちと向き合う保育・教育の現場では、小さな傷や体液に触れる機会は少なくありません。標準予防策を取り入れることで、感染症の発生を予防することにもつながります。

公益社団法人日本看護協会  労働者の感染管理より一部引用

標準予防策の具体策

次に、項目ごとの具体的な対応策と役立つ用品をご紹介します。

1.手指衛生

状況別で推奨される手洗い方法は異なります。

●目に見える汚染があるとき/嘔吐・下痢の処置後

▶石けんと流水で手を洗います
 石けんと流水で30秒以上洗います
(流水と石けんの手洗い後アルコールでの手指消毒は必要ありません)

●目に見える汚染がないとき

▶アルコール製剤で手を洗います
 しっかり手に擦り込み乾燥させます。1回3mlが目安量です。

    2.個人防護具の着用

     使い捨てのマスクやグローブの他、おむつ交換や嘔吐対応などではゴーグル、エプロンの着用も推奨されています。
    またエプロンの上に使い捨てガウンがあるとさらに安心です。

    ●通常時

    利用後には着替えの上洗浄・消毒をしましょう。

    汚物処理時


    3.使用した用品の消毒

    共用するおもちゃや教具、使用した器具等のこまめな消毒も重要です。
    拭き取り消毒時にアルコールを使用する場合は、拭き取り用のアルコール製剤の利用がおすすめです。(手指消毒用アルコール製剤はグリセリン等の手荒れ保護成分が入っているため)
    また、量が多い場合は殺菌庫などを活用することで時短につながります。

     




    ●拭き取り消毒

    ●殺菌庫

    4.環境整備
    • 定期的な換気とともによく触れる場所は清掃を実施し、インフルエンザ等感染症流行時は合わせて消毒を行いましょう。
      • ●よく触れる場所の一例
        • 手すり/スイッチ/テーブル

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