医師に聞く!嘔吐・排泄物処理と感染対策
保育の現場では、お子さまの健康と安全を守るため、日ごろから細やかな感染対策にご尽力されていることと存じます。
今回は、集団感染リスクの高いこども施設の現場において、流行期に改めて確認したい嘔吐物・排泄物の正しい処理方法について、医師の助言に基づいた実践的な対処法とコドモンストアが推奨する感染対策アイテムをご紹介します。
感染対策の重要性
感染リスクと備えの必要性
感染症の中でも特にノロウイルスは非常に感染力が強く、ごく少量のウイルス粒子で感染が成立します。
特に保育施設では通常の感染経路に加えて、おもちゃをなめたり口に入れたり、床に手をついてハイハイした指をしゃぶったりするなど、子ども特有の行動も感染拡大の原因になります。
大規模な感染につながらないよう、日ごろから「感染を広げない」ための対策が重要です。感染性胃腸炎が流行する季節に備え、正しい処理手順を再確認し、必要な備品を揃えておきましょう。
医師推奨の嘔吐物処理方法
今回は、コドモンカレッジの医師の講座をもとに処理方法をまとめました。
医師が説く、感染対策の具体例
- 手順1:感染拡大を防ぐために周りの子どもたちを遠ざける
- 手順2:マスク・使い捨ての手袋を付け、嘔吐物が乾燥する前にペーパータオルなどで除去(使い捨ての手袋は二重にするとなおよい)
- 手順3:拭き取ったペーパータオルはビニール袋に入れて密閉
- 手順4:嘔吐物の付着していた場所を浸すように塩素消毒液で消毒
- 手順5:使い終わった手袋・マスク・雑巾はビニール袋に入れてすべて密閉
- 手順6:処理が終わったら石鹸を使って丁寧に手を洗う。その後アルコール消毒をする
嘔吐物は乾燥するとウイルスが空気中に舞い上がります。「乾燥する前に、迅速かつ適切に処理する」ことが、二次感染を防ぐ鍵です。
感染を広げないために
改めて、基本の予防対策をおさらいしましょう。今一度、施設内で共通のルールを確認し、日常的に実践することが大切です。
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手指の衛生
流水と石鹸での手洗いを徹底する
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嘔吐物・糞便の正しい処理
使い捨ておむつ替えシートや手袋の使用など、基本的な対策をしっかり行う
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迅速な隔離
嘔吐した子どもは別室で安静にさせ、接触した職員は手洗いとアルコール消毒を行う
コドモンストア感染対策おすすめアイテム
いざというときに慌てないよう、備蓄品の確認と補充を今一度行いましょう。
コドモンストアが推奨する備え
ペーパータオル、使い捨ておむつ替えシート、ビニール袋、次亜塩素酸ナトリウム、バケツ、使い捨て手袋、マスク、使い捨てガウン・エプロン
コドモンストアでは急な処理にも対応しやすい、準備や後処理などの手間が軽減できるアイテムを揃えています。

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